野球を次世代につなぐ

私は、プロ野球選手として、２１シーズン、監督として５シーズンの野球人生を送ることができました。今思い返すと私の野球人生は、どんな壁も自ら考えた目標に心を掻き立て挑戦することの繰り返しでした。常に上のステップへの挑戦を考えられたのは、プロ野球選手になる実力者と身近に触れ合えたこと、野球に専念できる等の環境面に恵まれたことだと思います。

昨今、子供たちがキャッチボールでさえも出来る場所が少なくなり、野球に挑戦する機会が少なくなってきています。私の次のステップは、挑戦しやすい環境の整備・野球の魅力を伝える事に取り組んでいくことで野球を次世代へ繋いでいくことだと考えます。

LEAGROWの取組みは、独立リーグの選手に特化しておりますが、少しでも野球に専念できる環境につながり、選手の挑戦心にプラスになることを願っています。
また、この事業が野球界（リーグ）の発展につながる思いを込め、LEAGUE（リーグ）にGROW（成長する・育つ）を合わせた造語「LEAGROW」を社名に致しました。

挑戦する環境を少しでも良く

私は、プロ野球選手としての自身の経験からプロ野球選手の厳しさを知りました。
広島東洋カープ投手コーチ、独立リーグの監督・コーチの経験から不運な選手や環境に恵まれなかった選手など様々な選手をたくさん見てきました。
野球をできるのは人生の中で非常に短い期間です。夢に到達できる選手、夢を叶える事が出来なかった選手ともに野球への挑戦を悔いの残らない有意義なものにし、野球をやり切ってほしいと思います。